お知らせ

紀伊半島大水害から15年。当時の状況を知って改めて「空き家対策」を考える。

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こんにちは、なちかつ!空き家相談室です。

この9月で、紀伊半島大水害から15年の月日が経ちます。

移住者である私は直接経験していないのですが、空き家調査等で町内を歩いて回っていると、道行く方や空き家所有者さんから「当時はここまで水に浸かったんや」といった声をよく耳にし、その度に、当時の被害がどれだけ衝撃的なものだったかを深く感じさせられていました。

そこで、先日、那智地区で実施していた空き家調査の際、その帰りに「和歌山県土砂災害啓発センター」へ立ち寄ってみました。

センターの展示室では、那智勝浦町や新宮市、田辺市、日高川町の当時の映像が流れていました。

那智勝浦町では、井関区や市野々区、下和田区や口色川区の映像が流れていましたが、普段よく通る場所でも、どの場所を撮影しているのか分からないほど土砂や濁流に飲み込まれており、言葉を失いました。

「自然の大きな力の前では、人間にできることはちっぽけなことなんだろうな。」

映像を見ながら、そう思わずにはいられませんでした。

ですが、たとえば空き家の面で言えば、適正な管理によって老朽化を防いだり、すでに傷んでしまった建物の解体が進むことで、大雨や台風の際に家が崩れて周囲に被害が及ぶ危険を減らすことができます。

また、万が一の災害時に、倒壊した空き家が避難路を塞ぐといった事態を防ぐことにも繋がります。

「大きな災害を前に、大きなことはできないかもしれないが、せめてできることを一つひとつ、地道にやっていきたい。」

今回の訪問を通じて、そう思わされるとともに、「空き家対策」には地域の「防災」に関わる側面もあるのだと改めて気づかされました。

写真は、土砂災害啓発センターの後に立ち寄った「紀伊半島大水害記念公園」の慰霊碑です。

所感が多い投稿となってしまいましたが、なちかつ!空き家相談室では、引き続き、「空き家を手放したい」「活用方法に困っている」といった空き家のお悩みを一つひとつ丁寧にお伺いし、解決に向けたサポートを続けてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

最後に、月並みではありますが、災害で犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。